奈良県点訳グループ青垣会の方々が、毎年、児童生徒のために点字図書を作成してくださいます。
今年度は5冊寄贈してくださいました。
『10分 で読めるオリンピック・パラリンピック物語』
『天達のお天気1日1へぇ~』
『いきものとくらすための7つの約束』
『しあわせの牛乳 牛もしあわせ! おれもしあわせ!」
「馬琴先生 妖怪です!」
青垣会の方は点訳の講習会を受講され、ボランティアで点訳をしてくださっています。
学生時代から興味があったり、以前から気になっていたり、点訳を始めたきっかけは皆さんそれぞれですが、チャレンジされたようです。
本の寄贈いただけたことは嬉しいですが、視覚障害者に関心を寄せていただいたことも、本校にお越しいただいて学校を見学いただいたことも、嬉しいことです。
本校生に度々、読書の楽しさを集会等で伝えています。
是非、寄贈図書も手に取ってほしいです。
5月7日(日)に奈良県心身障害者福祉センターで行われ、本校の生徒4名が参加しました。あいにくの雨で、グランドで競う「ディスタンス」は中止となり、「アキュラシー」が体育館で行われました。
障害者用の公式ディスクは直径23.5cm、重さが100g、プラスチックでできています。「アキュラシー」は、5m離れたアキュラシーゴール(直径91.5cmの円形)に向けて10回投げ、その通過回数を競います。アキュラシーゴール後方に黄色い服を着た審判がいて、電子音で方向を知らせていました。ディスクが通過したかを判定し、通過したら旗を上げて知らせます。
視覚障害者のグループは5名で、そのうち4名が本校生でした。電子音を聞き定めゴールを狙う様子は真剣で、神経を集中している様子が応援席まで伝わってきました。ゴールを決めると、応援席も拍手喝采、大盛り上がりでした。
順位はつきましたが、生徒は全員「距離感が難しかった」「ゴールした時は楽しかった」と達成感のある様子でした。フライングディスクに挑戦した生徒たちの可能性は無限にあることを改めて感じました。
2月27日(月)
県内にお住まいの方が、大量のベルマークを宅配で届けてくださいました。お手紙もあり、早速お礼の電話をさせていただきました。
「特別支援学校のお役に立ちたいと思い、集めました。生徒さんのために役立ててください。」とおっしゃってくださいました。
生徒会に伝えたところ、早速、生徒会長が代表して感謝の気持ちを手紙にしてきました。
「寄宿舎の送別会に来てください。」と言って、高等部の舎生が招待状を渡してくれました。クリスマス会と同じく、手作りの招待状です。卒業を控え、寄宿舎を巣立つ舎生もいます。
寄宿舎のイベントは、舎生が主体となって進め、回を重ねるごとに舎生の成長がみてとれます。もちろん、参加すると即答しました。当日は、漫才やダンス、クイズや歌あり、演奏ありで、芸達者な舎生が趣向の凝らした出し物を披露してくれました。
2月15日(水)
保健室にいると、中学部3年生の男子生徒が担当の先生とともに訪ねてきてくれました。緊張しながら、コルク人形に込めた感謝の気持ちと、制作で工夫したことを伝えてくれました。誠実な生徒の様子と、制作にかけてくれた気持ちを想像して、感動しました。カードの表にいる鬼は悪いことは逃げていってほしいという思いを込めています。きっと生徒も私たちも望んでいる、マスクなしの生活が戻ると思います。
12月16日(金)
平和団地にお住まいの方が 使用済みインクカートリッジを、たくさん持ってきてくださいました。ベルマークもたくさんいただきました。
地域の大型スーパーにベルマーク運動の協力を呼びかけていたからでしょう。使用済みインクカートリッジは、ベルマークポイントが与えられます。初めて来校いただいた方で、「また、持ってきます。」とおっしゃってくださいました。
地域に盲学校の応援団がいてくださるのです。
4つの種類と1~10までの数字を区別して、トランプ遊びができます。厚みもあるので、ピラミッドも作れます。
五感を刺激する知育トランプ と銘打っています。絵札も表裏もありません。1~10までの数字と、4色のカードにくり抜かれたマークだけ。可愛いイラストもキャラクターもついていません。
でも、大人も子どもも楽しめそうですね。
奈良県点訳グループ青垣会の方々が、本校のために点字図書を作成し、4冊寄贈してくださいました。
青垣会の方は点訳の講習会を受講され、ボランティアで点訳をしてくださっています。贈った本を本校の皆さんが読んでくれたら嬉しい、点字で読みたい本をリクエストしてくれたら、もっと嬉しい、点訳する力がわいてくるとおっしゃっていました。
~頂いた本の紹介~
『人体 永遠のふしぎ』
『ゆるゆる古事記』
『ヤングシャーロックホームズ4 炎の嵐』
『ヤングシャーロックホームズ5 蛇の毒牙』